「じゃ、料理の続きしますね」

「ん。コレ、オムライス?」

「正解です。好き・・・ですか?」

「・・・好き」

覗き込むと少し顔を赤くして一言呟いた
うっ嬉しすぎる。松田優空・・・幸せすぎて倒れちゃいそうです

「じゃあ待ってて下さい。もうできるので」

「ん。・・・でもあの男のも作るんだよな?」

「ぇ?都君は・・・まぁ作らないといけないので」

先輩の顔が一瞬曇った
これって・・・嫉妬だよね?なんか嬉しい、やきもちやいている先輩!!

「ぁ。でも先輩のだけ特別な事しちゃいますよ~」

ニコッと笑って先輩をリビングへ送り出す
いい事思いついたんだぁー。楽しみにしててね、先輩っ!!


私は鼻歌を歌いながら3人分のオムライスを作った