「・・・で、何の用?」

冷めた態度で先輩が都君に聞く
スゴイ・・・昔の無愛想先輩だ~・・・。

「冷たっ。てか俺は優空の事好きだからね?なぁ~優空♪」

「ぇっ?」

急に引っ張られてギューッとされる
なっなんでぇー?!それに好きってどーいう事ぉ?!
頭はパニックで何も出来ないまま・・・ただ抱きしめられていると

「・・・ムカつく」

低~い声でただこう言って部屋を出て行ってしまった

「・・・先輩」

「あ~あ、大変だね。優空」

楽しそうに都君は言う
もぉーなんなの!!せっかくの楽しい夏休みのはずなのにーー!!

「もう!夜ご飯作るっ!!」

「ハンバーグ希望~」

「作んないよっ!!!」

プンプンと怒りながら都君を残して部屋を出た