「先輩・・・ごめんなさい、都君の事」

部屋に入って2人になるとすぐに謝った
するとギュッと温かい腕に包まれる

「マジ焦った、俺が嫉妬するとかありえねぇー」

大切に私を抱きしめてその腰に腕を巻いて目を閉じる
ん~・・・落ち着くなぁ、先輩は誕生日にあげた香水をつけてくれているからその匂いが広がっていく

「落ち着きます。・・・都君が来るなんて知らなかったから」

ボソッと独り言の様に呟くと抱きしめる強さが強くなるのが分かる

「・・・オマエ、都君とか呼ぶなよ」

「ぇ?」

何を言ってるのかと思った、都君って呼んじゃダメなの?
昔からずーっと呼んでたから・・・
分からなくて首を傾げていると唇を重ねられた、すぐ離れたのにまたくっつく。

「・・・んッ」

いつもとは違ってとても激しいキスに頭が朦朧としてきちゃう。けどキスは止まらなくて先輩にもたれ掛かりながらキスを受け入れた
けど・・・何か視線が感じるんですけど。何ですか、ね?

「あのー・・・優空。思いっきりキスとかやめてくれねぇ?マジやりにくいー。俺も見たくねぇ」

「きゃぁっ。都君っ!!」

すっごい不機嫌そうな顔の都君が私たちを見ていた
なんで覗き見ぃー?!
先輩も軽く舌打ちしてたし。