あんな人がアタシの彼氏だったら、どうなるんだろうなぁー。
無理だろうけど。
そんな事を考えていたら眠りについてしまった

--------玲衣side----

今日は何故か優空が来ていない。いっつもあそこに座ってみてるのに・・・って俺、こんな事考える奴じゃないのに・・・
後で、一年の教室へ向かおう


「ぁ。優空」

1年の教室へ行くと机にドカッと寝ている彼女の姿。きっとこっから見てくれてたんだろうな
寝ている前の席へ座り優空を眺める


「・・・年下・・・ねぇ。」

俺は結構、恋愛経験は豊富な方だけど年下は今まで一度もない。
顔に影が出来るほどの長い睫毛、少し茶色な肩ぐらいまである髪、目はパッチリとした黒色にスッとしている鼻。淡いピンク色の唇



「ん・・・」

少し身じろぎをして優空がゆっくりと目を開ける

「ぅわ!先輩。」

「ん。サッカー見ないでい眠りかよ」

俺、コイツと喋るとなんか・・・性格変わっちゃうんだよな。

「すっすいません!けど、なんでココへ?」

「ぁー、オマエ居るかなと思って」

それを口にしたとたんに赤くなる頬、耳まで真っ赤じゃん。

「・・・お疲れ様です。」

「ん。なぁ、いいよ。付き合っても」

「ぇ?」