朝起きると私は裸。昨日の事は・・・覚えてます。忘れる訳ないよ~、もう顔から火が出る思いだったけどそれ以上に幸せを感じた

「ん・・・優空」

「先輩」

私の横で目を擦りながら名前を呼ぶ彼。昨日、アタシが「もっと近くでいたいです」って言ったら、先輩が「お前は無自覚」って意味の分からない事を言って私にたくさんの愛をくれた

「ぁ~おはよ。優空」

「おはようございます!!それに~メリークリスマス!!」

「ん。そうだな、クリスマスだ」

急いで服を着て、先輩に抱きつく。まだ裸な先輩は朝から刺激が多いです

「何処かに行くんですよねぇー?」

「ん。ちょっとドライブ」

「ぇ?先輩車・・・」

まだ車、運転しちゃダメでしょ?クリスマスに事故って私イヤですよ!!ソワソワしていると頭をポンッと叩かれた

「送ってもらう」

「ぁーそうですか」

そりゃ先輩は、お金持ちだからねぇー。運転手さんとかいるんだよね、お金持ちな人って

「じゃ行くか。朝も外で食べるぞ」

「はい!!」

手を引かれて先輩と車が停まっている大きな道路へでた

「ぉっ大きい」

目の前には運転手だろう優しそうなおじいさんとピカピカの大きなリムジン
見た事ないよ、こんなの・・・先輩はドアを開けて私を待っている