--------優空side-----

きゃあ・・・!!こんなに見つめられたらあたしどうかしちゃいそうなんですけど。先輩、やたら甘いし・・・どうしよう

「あの、お願いがあるんですけど」

「・・・ん?」

ジーッと見つめられる中ボソッと口にする

「キスして下さい」

きゃあぁ・・・恥ずかしい。少し沈黙が続くと先輩が声を低くして答えた

「止まらないけど・・・いいの?」

「・・・」

声にならない返事をするとドサッと私をベットへ投げ倒し、キスを振りかけてくる

「もう止まらねぇー」

ニコッと微笑んだ顔が見えたときにはもう先輩に溺れていた
どんな所にもキス、キス、キス・・・

「ダメ・・・先輩」

服の上から胸を触られ、変な声が出ちゃう。こんな声出したことないから恥ずかしいよ・・・

「優空・・・もっとオマエを見せて」

吐息に包まれた甘い声。2人の荒い息と「先輩」と呼ぶ私の声、「優空」と呼ぶ先輩の声だけが大きな部屋で響いた