「・・・な・・・かよくして下さい」

恥ずかしいのか髪の毛をいじりながら喋るレイラちゃん

「・・・よろしくね!レイラちゃん!!」

レイラちゃんに抱きつくと恥ずかしそうに笑ってくれた

「優空ちゃん・・・ありがとう」

微笑んだレイラちゃんはとても可愛かった

「ぉ~い、2人。レイラ、俺の優空に手ぇ出すな」

「べ~ッだ!レイラのモノだよ、優空ちゃんは」

ぇ?・・・なんかこの光景は10分前ぐらいに・・・

「ぁ?俺のもんだっつーの、ほら行くぞ。優空」

レイラちゃんから私を奪い、ちゃっかりお姫様抱っこで逃走!!
きゃぁっ先輩が嫉妬してます♥嬉しい~!!

「玲衣く~ん!優空ちゃん幸せにしないと私が奪うからね!!」

背中に大きなレイラちゃんの声が聞こえる、先輩はふぅーとため息をついて

「当たり前!!俺が一生コイツを守るから」

と大声で叫んだ。先輩・・・嬉しいです
走りながら私の顔を覗き込む先輩

「ずーっと一緒に居ましょうね」

「死んでも離さねぇ」

ハハッと笑う先輩に微笑んだ
先輩、私は先輩の傍でずっと居たいです