「もうクリスマスだねぇ」

「まだだよ!!12月入ったばっかりでしょ」

「早いよ!12月は!アタシ、絶対彼氏作る!!」

「燃えてるね~」

「だってクリスマスに1人とかヤダもん!!」

今、真美の周り見えないけどめらめらと炎が見えるよ
・・・ぁ、そうです。もう12月に入ったんですよ。結構寒くなりましてコートにはマフラーっていう二点セットが付き物です

「優空はクリスマスやっぱ先輩とでしょ?」

「ん~・・・一緒に居たいねぇーとは話してたけどね」

目線を上に上げて、この前の事を思い出す。この前クリスマスの話になって「一緒に居れると思うからその日予定空けとけよ」って言われたんだよね。きゃっ、幸せだねぇ

「ラブラブでいいよね。ね、当麻!」

「だよなぁ~。俺はきっと弟と過ごすわ」

「ぅわっ寂しッ!」

「なんだよ、その目ぇ~!仕方ねぇだろ」

2人のじゃれ合いを眺めながら思う、この2人結構仲いいんだよね。昔からの付き合いもあるしね

「優空はいいよね~」

「な、マジ羨ましいわ」

偏見の目で私を見てくる二人

「なっ何よ。その目・・・」

そんな目しないでよね!なんか・・・アタシが悪いみたいになっちゃうし2人が可哀想じゃん!