「せっ先輩、練習は?」

「今日ない。一緒に飯食お~ぜ」

子供の様な可愛い笑顔で私の隣に座る

「ぁ。お弁当作ってきました!」

「マジ?作ってくれると思ってパン買ってきてねぇ」

無邪気にクシャッと笑う先輩、本当に可愛いなぁ~
お弁当を渡すと手早くお弁当の箱を開ける

「・・・どうですか?」

「うまぁ~い」

目を閉じて味わうように食べている
美味しそうに食べてくれるなぁ~・・・なんか本当に見てるだけで幸せ

「そんな美味しそうに食べてくれるともう幸せで・・・」

ちょっと涙腺が緩んじゃうよ、先輩は軽く笑って涙を指先で拭ってくれた

「・・・先輩」

「ずっと俺に料理作ってな」

「・・・ぇ?」

先輩、何・・・言ってるの?
それ、ずっと一緒に居れるみたいじゃないですか

「・・・先輩、それそのまま受け取ってもいいですか」

涙が零れちゃいそうだよ

「・・・そのまま受け取って」

ふわっと笑い私のネックレスを触り、指に髪の毛を指に絡めてくる
なんかその仕草が少しエッチなんだよね