------玲衣side-------
今は俺の肩でスヤスヤと眠る彼女
レイラが家にいるから大変だ、このレイラの話は人には中々話せなかったけど優空だけには安心して話せた
「ゴメンな、優空」
今日は何度「俺のモンだから」とか「俺はコイツのモン」と言っただろうか
大変な1日だったよなぁ
頬に手を添えると軽く微笑んだようにみえた優空
「可愛い・・・」
俺は肩で眠る天使の腰を引き寄せてそっとキスをした
「ん・・・先輩」
起きたのか?今ので起しちゃったかな、ちょっとドキドキしているとただの寝言だった
ふぅ~、なんかビックリした。けどよくコイツ俺の事夢でも思ってるよな、嬉しいけどな?
そろそろ起すか
「ぉ~い、優空。」
「ん・・・」
一向に起きる気配ないです・・・じゃ、これしかねぇな
「チョコとクッキー・・・いっぱいあるんですけど」
「・・・ぇ?!下さい!!」
起きた、起きた。やっぱチョコとクッキーなのか
「取ってくるな、待ってて」
「はい!!」
寝てたのが嘘みたいに目は光ってる。可愛いなぁ~・・・優空
俺は、大量にチョコとクッキーを箱に詰め込んだ