「レイラのモノだよ!!玲衣君はぁ!」

私をジーッと上から目線で睨んでくる

「ん~!!レイラちゃん、先輩は私の彼氏なんだよ」

ココは年上だから冷静に対処しなきゃね!
負けないんだから!!

「許さないよ!!レイラの玲衣君に!」

嫌そうな先輩にギュッと抱きつくレイラちゃん
ノ~!!せっかく甘い時間になるかなぁ?と思ったのに・・・

「レイラ、俺はコイツのもんだから」

先輩・・・

「何でぇ~!!酷いよぉ」

まだ凝らないレイラちゃんはシクシクと泣き出した
ぅわ・・・なんか私が悪いみたいになってるよ

「じゃあな、レイラ」

「玲衣くぅ~・・・ん」

バタンッとドアを閉めて鍵をかける
レイラちゃん、めちゃくちゃ泣いてたじゃん

「今の嘘泣きだから」

「ぇ?」

嘘泣き?アレ・・・が?

「アイツ、中3なんだけど色んな男と遊んでて泣いたら都合どおりに動くと思ってんの」

「・・・中3なんだ」

スゴイなぁ・・・私、遊ぶとか分からないよ