「お疲れ様です!先輩」

「ぉ~・・・優空、待っててくれたんだ」

タオルを受け取り汗を拭きながらニコリと微笑んでくれる先輩
ぁ~・・・汗も滴るいい男です!!

「一緒に帰ろうって言ってくれたじゃないですかぁ!」

「ん。知ってる知ってる」

頭をヨシヨシと撫でられなんか自然に目を閉じちゃうよ

「じゃ~帰るか」

「はい!!・・・あの、先輩」

先輩の制服の袖を軽く引っ張る

「何?」

「家・・・行ってもいいですか?」

「ぇ?今日?」

「ぁ!いえ・・・また今度でいいので」

「ぁー・・・いいよ。めんどくせぇ奴がいっぱい居るけどな」

いっぱい・・・。その麗子さんと誰だろ

「楽しみです!!」

「明日、来るか?」

「ぇ?いいんですか?・・・」

嘘、明日行ってもいいの?!

「ん。・・・チョコとクッキーいっぱいあるし?」

先輩はニコッと笑い、むにゅっと頬をつねった

「はりがほうございまふ」

「ん。」

また微笑んでくれるとそっと唇を重ねた