「ぁ~・・・楽しかったな」

「はい!幸せ過ぎます!!」

何度お礼を言っても足りないと思う。今日の思い出は・・・

「ぁ。先輩、1つ聞いてもいいですか?」

「何?」

今、思い出した事がある。聞いたほうがいいよね

「この前先輩、イタリアンでご飯食べてましたよね。見たんですけど、その時にいた女の人って・・・」

「ぁー・・・姉ちゃん」

「ぇ?!姉ちゃん?!」

予想外の言葉にビックリする。てっきり「俺のハニ~だよ」とか言うのかと思ってた、それも可笑しいけどね

「言ってなかったけ。白坂麗子、俺の3こ上でもうちょいで結婚すんの、ソレで相談されてた」

「へぇ~そうなんですか」

麗子さんか・・・めっちゃ綺麗な人だったよね。流石先輩のお姉さまだね

「また会いたいです」

「ぇ?姉ちゃんに?」

「はい!」

話してみたいし、先輩の事を聞きたいなぁー色々と

「めんどくさいぜ?アイツ」

「そんな事ないです。また会わせて下さいね?」

「ぁー分かった」

一瞬嫌そうな顔をしたものの、すぐにフッと微笑んでくれた

こうして先輩との思い出が1つ増えたのでした