「どっどうして」

「見に来て欲しい。待ってるから」

「・・・」

私の言葉も聞かずに先輩はその場を去った
先輩・・・
なんでそんな言葉を言うの


「優空ちゃぁーん。当麻君が待ってるわよ」

「へ?当麻?」

家に帰るとお母さんがダーッと走ってきた
・・・精神年齢若いっ!この人


「よっ。優空」

「・・・なっ何」

どうして家にいるのよ

「何だよその顔~」

「別に・・・」

コートを脱いでソファに座る

「あのさぁ!」

ビクッ
なんか静かな空間に大きな声が響いたからビックリした

「何?」

「来週の試合、見に来てくれ」