そんなこんなで 今、ということです。 でも、何だかんだ言って あきのこと…。 「 でっ、でも、 嫌いじゃないからね! 」 そう言うと、 あきは笑って、 「 どーも。 」 と言った。 そんな様子を、 愛理は微笑ましそうに みていた。 「 じゃーな! 自分の席に戻るから 」 「 うん、わかった 」 桜舞う季節に、 あたしはあいつと 楽しい思い出を刻んだ。