「見送り?」 ボーッと俺を見ている雪乃。 その視線に俺は思わず俯いた。 「あ、分かった! 部屋のことでしょ?」 雪乃は何かを思いついたように両手をポンと合わせる。 「留守の間やっぱり部屋に住まわせてってことでしょ?」 「ちげーよ」 「じゃあ何?」 「ほら。その…」 「うん?」 「生きて帰れるかも分かんねーロケだし、最後に俺みたいなイイ男を拝ませてやろうかと…」 「ふーん?」 「ま、そういうこと!」