俺の声に振り返った雪乃たち。 雪乃はキョトンとした顔で俺のほうを見ている。 もしかして変装のせいで誰だか分かってない? 俺は深く被っていたキャップを少しだけ上げる。 「…俺」 「亮介!?」 「亮介さん、何でここにいるんすか?」 隣にいたスタッフもかなり驚いている様子。 「ビックリした~~! ヤバイ系の人かと思った」 「そんな風貌かよ、俺」 「だってキャップにサングラスなんて怪しすぎ。それにどうしてここに?」 「見送りにきたんだよ」