報道陣をかわすと、今度は数十人のファンの子たち。 黄色い歓声に笑顔を見せタクシー乗り場に向かう。 だけど 運悪くタクシーが止まっていない。 後ろには報道陣、前にはファンの大群という絶体絶命のピンチ! どうしようかと悩んでいると、1台の高級車が猛スピードで走ってきた。 そして その車は俺の真ん前で急ブレーキをかける。 「…?」 俺がボーッとその車を見ていると、勢い良く助手席のドアが開く。 「良かったら乗ってかない? そこの彼」 「あ、兄貴っ!?」