兄貴は笑顔でテーブルにコーヒーカップを置く。 「全然面白くない!」 「そうか?」 「よくもまあそんなアホな企画ばっかり…。俺との同居生活だってそうだし」 「あれだって好評だったじゃん」 「いくら視聴率の為だからって雪乃たちにそこまでさせることない。アイツは兄貴に頼まれれば断らないだろうし」 「…」 「平気なのかよ?」 「ん?」 「好きな奴が危険な目に遭うかもしんねーんだぞ?」 俺は兄貴をキッと睨み付ける。 「付き合ってるんだろ? 雪乃と」