嬉しいことなのに何故かたまらなく怖い。 本当の俺は、そんな大した人間じゃないのに…。 ・ ・ ・ 『亮介くん、この間の記事は本当なの!?』 『噂の彼女とはー?』 TV局を出た途端、沢山のレポーターやカメラマンに囲まれた。 大量のフラッシュがたかれる中、俺は軽く会釈をしてそこを通り抜ける。 こんなことになるなら笠井さんと出るべきだったかも。