俺は雪乃の腕をグッと引っ張る。 「親父さん、お会計!」 「はいよ~」 「…さむっ」 雪乃の体を支えながら居酒屋を出た俺。 真冬の冷たい風が頬に突き刺さる。 「亮介ー、大丈夫なの?」 「何が?」 「こんなところ撮られたら誤解されるよ」 「仕方ねーだろ。置いてくワケにもいかねーし」 「ごめん」