「ここでいいよ。」 水族館からの帰りの電車を降りると珠妃ちゃんが言った。 「家まで送るよ?」 「多分家の前に琉いるから。」 なるほど、そういうこと。 「じゃあここで。」 珠妃ちゃんの手を離そうとすると、ぎゅっと掴まれた。