ログハウスに帰ると
今にも泣きそうになった
藍と有紗が抱きついてきた。



「夏音!大丈夫やった?!
もう平気なん!?」



「心配したんだよお〜!」



『二人とも大袈裟だよっ
ただの寝不足だし軽い貧血!
だからもう大丈夫だよ!』



私は二人にピースサインして見せると
二人は安心したように笑って見せた。



この日の夜は私のために
二人が気を使ってくれて
早く寝ることになった。



私は二人の優しさを感じながら
深い眠りについた。