「だったらええやん!
夏音も協力してくれるんだと!」



な?っと夏音の方を向き
ウィンクをしてくる藍。



『う、うん!
めちゃくちゃ応援するよ!』



今出せる精一杯の笑顔で
そう口走ってしまった。



有紗は恥ずかしながらも
嬉しそうに



「ありがとぉ!」



と言ってクシャッと笑った。




もう限界だった。
寝るねと二人に伝え
私は急いで布団に潜る。



その日の夜は寝れなかった。



涙がどうも…止まってくれなくて…。