恋の犠牲-真実と嘘-




木の陰にしゃがんでいると
そこに藍がやってきた。



「え、夏音、大丈夫!?
まだ体調悪いん?!」



凄く心配している様子だったが
大丈夫大丈夫とまた適当にごまかし
少し藍と喋っていた。




「それにしても、有紗のやつ
えらい行動力あるなー
感心してもうたわ。」




『え?』



話の意味がわからなかった。
私は詳しく藍に内容を聞いた。




「あ、夏音まだ聞いてなかった?
有紗って翔平のこと好きなんやと」



『……へ?』



正直今自分がどんな顔をして
藍の話を聞いているのか
わからない。



だけどわかったのは
この状況が最悪だってこと
ただそれだけだった。