貴方は私の事好きですか?


「あの男3人が言ってたから
 その人となにかあったんだよね」

「なんで…」

「俺は何があったかなんて聞かないから
 大丈夫だから。君が心配で来てみただけだから
 安心して」

 なんでそんなんのために…。
 別に心配なんて。

「じゃあ俺帰るわ」

「あら花とだれかしら」

 お母さんの持っていたカバンがいきなり
 地面に落ちたのだ。

「お母さんどうしたの?」

「あ、空くんと思っただけ
 顔があまりにもそっくりでびっくりしたのよ」

 やっぱりお母さんも空と見間違えたんだ。
 
「上がってちょうだいよ
 お名前は?」

 え、なんで

「陸っていいます
でも俺大丈夫ですよ」

 といい帰って行った。

「陸くんいい子そうじゃない」

「そうかな?」

 私はそう言い自分の部屋に戻り眠りについた。