朝起きると、いつもの母の声はない。

携帯にきていた、クロノスのメールを見てから。
なんとなく不安になりリビングに下りた


夜には戻るから、自分でご飯して。


と、置き手紙をしていた。

ご飯、といっても結局は焼きもしない食パンだった。

お昼になったあたりに急に携帯がなり、慌てて見ると

クロノスっと文字が見え、少しテンションが上がった

メールを開くと

―昼休みにメールしてみた。暇だし、学校こねーの?留年すっぞ?


と書いてあった

―クロノスは、僕に来て欲しいの?

っと送ってしまった。

…別に。って言われるに決まってる。

忘れてっとメールを入れるか悩むが、ウザいと思われるのが、怖く返事待ちになってしまった。

だが、メールは返ってこなかった。

『…嫌われた、よね…自分でいい未来を悪くしちゃった…。』

はぁ、と溜め息を長く吐いた

自室に戻り、携帯を放り眠った。