「まったく、イチャつくのもほどほどにね!

 待たされるこっちの身にもなってよね!」

えー...ただいま大河と二人で三崎による説教中です。

どうやら私達が大分遅かったらしく、待ちくたびれたらしい。

「別にイチャついてたわけじゃねーし。

 コイツが躓いて....」

「こけたのね...?」

「はい。」

うつむいて小さく答える私。

「「「はぁー」」」と三人から大きなため息をつかれました。