「やっと寝たし.....」

泣き疲れて寝てしまった先輩。

「.....ったく」

仕方が無いので抱きかかえてベッドに運ぶ。

すやすやと眠り、全く起きる気配は無い。

相当泣いていたからな...。

ふと目を覚ますと、ベランダに先輩を見つけた。

そっと近づき、話しかけようと顔を覗き込んだ。

でも、先輩は今にも泣きそうな顔をしていた。