「やっと終わったー!」
「里乃はずっと寝てたやん。」
「失礼やな、翔太。あたしやってやるときはやるねんぞ。」
「え、何これデジャヴ?」
やっと午前の授業終わった!
=光とのお昼ご飯やん?
きゃっ 照れるー。
「てことで、愛しの光くんが待ってるから屋上行ってきます!」
ーーーー
ガチャ
「ごめん光。待ったー?」
「遅い。」
ちょっと遅れて屋上に行けばむすっとした表情で待ってる光。
そんな表情しながらでもあたしが来るまで待っててくれてるってゆう姿に10きゅんっ。
「ごめんって!」
「ん。」
軽く謝ればあたしの特等席、光の左隣にスペースを作ってくれた。
はぅ!100きゅんっ。
「そんなとこに突っ立っとらんと早よ座ってください。
ご飯食べられへんやん。」
「はいはい!」
そう言って光の隣に座ってご飯を食べる。
これがあたしのいつものお昼です。

