｢てかほんまに彼女なん？
あんたが引っ付いてるだけちゃうん。
ゴキブリみたいに。｣



｢ちょっ、何やねんそれ！
どうせなら蝶々にしてや！てふてふ！｣



｢良くて蛾(が)やろ。｣



さいってー！
森原菜子さいてー！



｢大体な！さっきからチビチビチビ言うけどさ、あんたやってただデカイだけやん！｣



｢あ、モデルみたいに背高いって言ってくれてる？
ありがとう。｣



…うぜー！！
何なんこのウザキャラ！
新しいタイプやなかっこわらいかっことじる。



｢あんたなんかデカくなりすぎてどっかに保護されたら良いのに！｣



｢あんたはそのまま縮んで消滅したら？｣


｢…｣



悔しい！
何でこんなやつに勝たれへんねん！



｢まぁ、そこまで別れへんって言うんやったら別れたくなるまでイジメ倒したるわ。｣



そうドヤ顔を決めて去って行った森原菜子。

受けてたったるわ！
絶対負けへんし！



でも何か久しぶりに女の子と喋って楽しかったかも。
森原菜子ってあんま悪い子に見えへんし。

いやいや、良い子がイジメます宣言せえへんか…。


しかも途中から話ずれてたしな。


ま、明日から頑張ろ！