俺の前のカウンターの上には

ロックグラスに

丸い大きな氷が入った状態で

置かれていた

グラスの中は氷だけだ

女性マスターは

低い踏み台に乗り

上の棚の奥の方から

ボトルを取り出している


短めのスカートなので

少しドキドキした

そのタイミングで

振り向かれたので

更に照れてしまった

これでイイ?

俺は肯いた