こんなに悲しくて、寂しいクリスマスを過ごしたのは初めてだった。 正直、アナタに嫌われたのかと思った。 愛想尽かして、私を追い払うために距離を置こうと言ったんじゃないかって……。 不安だった。 そして知ったの。 離れて初めて、 アナタの存在の大きさを。 そして、 離れてからしか それを知れなかった私の愚かさを。