ある日のこと・・・ 「雪ちゃん、外に行こうよ!!」 「だめだよ。ばあ様がダメって言ってたじゃん。」 「だって、この家で遊ぶの飽きたんだもん。」 劉がこの家に預けられて1週間になろうとしていた。 劉の家に結界を張り劉自身にもお守り渡す予定であった。 その作業が1ヶ月かかるらしく・・・ この家から出てはいけないことになっていた。 それが幼い私達には理解が出来なかった。 これから何が起こるか知らずに・・・