小学校1年の時のことだと思う。


私は術をコントロールするために3歳の時から修行をしていた。



劉は年齢に合わない見鬼の力を持っていた。


妖怪にしてみれば喉から手が出るほど欲しい力であった。



「劉ちゃーん。遊ぼ!!」

「雪ちゃん。いーよー。」


この頃の私達はとても仲が良かった。

劉は力が強すぎるため如月家に預けられていた。


そのため私は劉の遊び相手になった。

これが、私と劉の出会いだ。