私たちは考えていた

疾風と紅たちが兄弟?

・・・疾風は私を拾ったときから一人だったわけよね?

その一年後には家を持ってた

では疾風は何才で家をでた?

その時紅たちは何故止めなかった?

・・・今疾風たちの親は?

私たちは仕事で冴条という奴を始末したことはないわ


ん?冴条?

疾風の名字は桐曇よ

私たちは今それを名乗ってるんだから

桐曇という名前はどこから貰った?






本当に桐雲という名前は存在するのか


考えれば考えるほど謎になってきた


玲華「來ちゃん。疾風のこと考えてる?」

來華「えぇ…」

玲華「茜達に聞きにいかない?」

來華「え・・・?何言ってるの?」

玲華「だってこのままじゃ・・・」

來華「でも疾風にだって事情がある。何故冴条を出て行ったか。」

玲華「でも真実を出さなくちゃ・・・私たちの今名乗ってる名字すら分からないんだよ?」

來華「そうだけど・・・」

そう二人で話し合ってるときインターホンがなった

來華「私が出るね」

ドアを開けると

來華「雅都さん・・・?」

雅都さんがいた

雅都「二人とも疾風に頼まれて伝えたいことと話さなければならないことがある」

來華「え・・・?」

雅都「少し上がっていいか?あとから夕夜さんもくるから」


そういって雅都さんは座った