「え!? なんで疑問形?(笑) どしたん? なんかレイに言われた?」
「うん」
「何を?」
「多分、今だけ優さんの代わりをしてくれ……。いや、朝になったら忘れてるかもしれないけど」
可能性として一応準備しておく。
「え?」
ユーリの顔が真剣になるので、香月もそのまま真剣な表情を続けた。
「キスされた。なんか多分、普通に話しとかできるような状態じゃなかったのかもしれないけど。なんかもう……最低だと思った」
「そやなー……」
ユーリは視線を逸らす。
「ちょっと見てくるわ」
そのまま部屋を出て行く。が、すぐに帰って来た。
「完全に寝てた。多分今話しても無理やろな」
「別に、何も話すことなんて。だけど、私。なんかもう嫌だった。一緒に生活なんてしたくないから。引越ししようかな……。お金ないけど。いや、お金を借りようとか、そんなことで来たわけじゃ……」
「それはわかってるけど」
ユーリは意味もなく腕を組む。
「でも多分、それくらいスキだったんでしょうね」
ユーリが言葉に困っている気がしたので、フォローのつもりで言う。
「そやけど……なあ。それとこれとは……」
違わないこともないが。
「なんか、ツアーに連れて行きたいとも言われましたけど」
「そう、来週からツアーなんよ。だからしばらくおらんし。その間に頭冷やせるやろ」
「どのくらい帰ってこないんですか?」
「帰ってこようと思ったら帰ってこれるけど、3ヶ月間あるからな」
「3ヶ月か……」
「その間一人暮らしを満喫しとき。3ヶ月経ったら人間変わるよ。いや、基本的なことは変わらへんけど、頭は十分冷えると思う」
「そうですね……」
丁度いい期間だと思う。
「うん」
「何を?」
「多分、今だけ優さんの代わりをしてくれ……。いや、朝になったら忘れてるかもしれないけど」
可能性として一応準備しておく。
「え?」
ユーリの顔が真剣になるので、香月もそのまま真剣な表情を続けた。
「キスされた。なんか多分、普通に話しとかできるような状態じゃなかったのかもしれないけど。なんかもう……最低だと思った」
「そやなー……」
ユーリは視線を逸らす。
「ちょっと見てくるわ」
そのまま部屋を出て行く。が、すぐに帰って来た。
「完全に寝てた。多分今話しても無理やろな」
「別に、何も話すことなんて。だけど、私。なんかもう嫌だった。一緒に生活なんてしたくないから。引越ししようかな……。お金ないけど。いや、お金を借りようとか、そんなことで来たわけじゃ……」
「それはわかってるけど」
ユーリは意味もなく腕を組む。
「でも多分、それくらいスキだったんでしょうね」
ユーリが言葉に困っている気がしたので、フォローのつもりで言う。
「そやけど……なあ。それとこれとは……」
違わないこともないが。
「なんか、ツアーに連れて行きたいとも言われましたけど」
「そう、来週からツアーなんよ。だからしばらくおらんし。その間に頭冷やせるやろ」
「どのくらい帰ってこないんですか?」
「帰ってこようと思ったら帰ってこれるけど、3ヶ月間あるからな」
「3ヶ月か……」
「その間一人暮らしを満喫しとき。3ヶ月経ったら人間変わるよ。いや、基本的なことは変わらへんけど、頭は十分冷えると思う」
「そうですね……」
丁度いい期間だと思う。

