階段を上がる 真夏は一応妊婦だからエレベーターで行かせた つまずいて転んでしまってはいけねぇから。 俺は猛ダッシュで校長室に向かった。 やっぱり校長室の前では真夏が待っていた。 「そ~う~(泣)」 今にも泣きそう。しっかりと俺の制服を片手で掴んでいる。 やっぱり…まだ…不安かぁ 「真夏」 「へっ?」 俺は真夏を呼び 振り向いた時にまた唇を奪った 軽く…唇を挟むような。 そして離し… 頭をポンポンと叩いた。 そして… 「大丈夫だ。俺がいる。」 といった。