「あ~明日も学校だしそろそろ帰ろうかな…」 帰りたいアピールはせず遠回しに言ってみた。 そして立ち上がり玄関へ向かう… だか、 「もう帰んの?」 柊くんの右手に捕まってしまう。 「おお母さんにれれ連絡ししてないし…し心配しちゃうよ……」 カミカミなのはほっておいて、 これは確かである。 今頃私を探す旅にでも出てたらどうすんのよ!!← 「…送る」 「うん…。」 電車だし一人でも大丈夫なんだけどなぁ…