俺達が学校を追い出される理由として十分だった。
家からも勘当され、俺達は途方に暮れるばかりだった。
ようやく安アパートを見つけたが、それからの生活には全く余裕が無かった。
俺はバイトをいくつも掛け持ちした。
麻里も仕事をした時もあったが、ある理由により、俺から辞めるように言った事もあった。
その内、働き通しだった俺は過労でバイト先で倒れた。
麻理はそんな俺の頭抱えながら、「ごめんね、ごめんね…」と泣き続けた。
家からも勘当され、俺達は途方に暮れるばかりだった。
ようやく安アパートを見つけたが、それからの生活には全く余裕が無かった。
俺はバイトをいくつも掛け持ちした。
麻里も仕事をした時もあったが、ある理由により、俺から辞めるように言った事もあった。
その内、働き通しだった俺は過労でバイト先で倒れた。
麻理はそんな俺の頭抱えながら、「ごめんね、ごめんね…」と泣き続けた。


![Cold Phantom [後編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.761/img/book/genre4.png)
