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「千葉さ～ん、ちょっと良いですか～？」

お昼休みも終了間近、自分の部署に戻ると甘ったるい独特な声で意外な人物から声を掛けられた。

同じ部署の一条さん。

彼女は派遣社員で、今年の1月から私と同じ部署で働いている。

歳は私の３コ下、２２歳だったかな。


彼女を一言で表現すると、ファッション雑誌からそのまま出てきました、正にそんな感じ。

頭のてっぺんから脚の先までお手入れ完璧。

ファッションだって手抜きなし。
常に膝上スカート、ヒールのパンプス。
（さすがにミニではないけど。）

容姿だって目がクリッとしてて、お人形さんみたい。
茶髪ロングの巻き毛がとても似合ってる。