「陽樹さんのお父さんが副社長だって言えなかったのは、やっぱり進のことがあったから?」
それを言ったら、進との関係がバレちゃうもんね。
「う~ん、それもあったけど、どちらかと言うと話す程のことじゃないと思ってたんだ。
俺の両親はとっくの昔に離婚してるし、俺は母親に引き取られたから。
援助してもらってたのも高校卒業までだからな。
それに俺がこの会社に入ったのは、父親とは無関係だよ。
純粋に良い会社だと思って、自分で面接受けて入ったんだ。
親父は俺が入社してから気付いたらしいよ。
言ってなかったからな、自分の実力で受かりたかったから。」
それでも、父親のことを嫌っていたら同じ会社に入ろうなんて思わなかったよね。
ん・・・?
と言うことは、どうやってあの事件のこと、あんなに早く調べられたんだろう?
「他にも何か聞きたそうな顔してるぞ。
何?言ってごらん。何でも答えるよ。」
彼が私を促す。
「・・・あのストーカー事件、どうやって調べたんですか?」
「ああ、あれは神田川の助けを借りた。あいつ、優秀な探偵やボディーガード沢山知ってるからな。」
・・・神田川先輩って何者??
それを言ったら、進との関係がバレちゃうもんね。
「う~ん、それもあったけど、どちらかと言うと話す程のことじゃないと思ってたんだ。
俺の両親はとっくの昔に離婚してるし、俺は母親に引き取られたから。
援助してもらってたのも高校卒業までだからな。
それに俺がこの会社に入ったのは、父親とは無関係だよ。
純粋に良い会社だと思って、自分で面接受けて入ったんだ。
親父は俺が入社してから気付いたらしいよ。
言ってなかったからな、自分の実力で受かりたかったから。」
それでも、父親のことを嫌っていたら同じ会社に入ろうなんて思わなかったよね。
ん・・・?
と言うことは、どうやってあの事件のこと、あんなに早く調べられたんだろう?
「他にも何か聞きたそうな顔してるぞ。
何?言ってごらん。何でも答えるよ。」
彼が私を促す。
「・・・あのストーカー事件、どうやって調べたんですか?」
「ああ、あれは神田川の助けを借りた。あいつ、優秀な探偵やボディーガード沢山知ってるからな。」
・・・神田川先輩って何者??
