「ロバート・ランデルス教授が開発したデイトナイトですが、投与された患者が相次いで亡くなるという事態が発生しています。これに関し、教授は拒絶反応が原因と示唆しています。教授によると拒絶反応が起きる患者は世界人口60億人中、1250万人ほどであるそうですが、果たして真実はどうなのでしょうか」


デイトナイトは画期的な発明だった。

病気を完全に無くし、常に健康でいられる…はずだった。


6ヶ月後、デイトナイトはLevel2に進化した。

投与された患者は一時、健康にはなったがその後、口から血を流し、死んでしまうという事態に発展した。


しかし、デイトナイトを投与してから2年も立った後の話しだったので誰もデイトナイトと関連しているとは思わなかったし、報告例も少なかった。


しかし、時すでに遅しのところまで来ていた。


1年後、デイトナイトを投与された患者が突然、凶暴になり、人を襲うようになってしまった。


さらに噛まれた人間は傷口から感染し、知らぬまま日常生活を送り、そのまま周りを空気感染。

その後、発症という最悪の事態にまで発展してしまった。