「とりあえず、そのままじゃ風邪引くから…コレでも着てて」 タオル一枚のクロに、クローゼット内にあった適当な上着を渡した 渡すとソレをおとなしく着るクロ 「なるべく早く帰って貰うようにするから、いい子で待ってて?」 頭を撫でながら言うと、クロは小さく一回頷いた ソレを確認してから、俺は静かにクローゼットを閉めた