空き教室に着いた。 4人の大切な場所。 研と話せなくなってから4人で集まる事も無く、この教室に全く来てなかった。 ドアを閉めて研がコッチを向く。 久しぶりに研の顔をちゃんと見た。 ドキッとした。 少し髪が伸びてる… 相変わらずカッコ良くて。 大きな瞳…高い鼻…少し乾燥した唇…整った顔立ち。 あたしの大好きな人。 愛する人。 「なにか言う事ある?」 しんけんな、少し怖い顔で研が言った。 ビクッと反応するあたしの体。 ちゃんと伝えなきゃ… ちゃんと… 唇が震える。