お姫様だっこ





研だけは失いたくないから!!



もう一度探し回った。



さっきよりも念入りに、

そして電話もメールもした。




でも、見つからない。






もぅ陽が沈み始めてる。



生徒は片付けを始めて帰ってる。




帰らなければいけない時間になってた。



「研……」





研!研!!研!!!





「何処にいるのよぉー?電話でてよぉー…」



一人泣きながら学校を出た。



力が抜けてフラフラになりながら歩く。




あたしは





研がいないとマトモに歩く事すらできないんだね…




小さな誤解から始まった悲劇。




悪いのはあたし…。