アイドル事務所っ!!

ー数分後ー


「・・・・これにしよう!」



私が、選んだのはキャメル色のピージャケット。
黒のプリーツスカート。
黒のニーハイブーツ。
中はドルマンニットカットソー。
センスがいいのか、悪いのかよくわからない(笑)
きっと、私のセンスは悪いのだろう。
まぁ。いいだろう。



「わぁっ。かわいい!!ありがとう!でも、これ・・・スカート短すぎじゃ・・・
「今時は、そんな感じだって!」



「そ・・・そうなのぉぉ・・・??
は・・・ハデすぎて・・・恥ずかしい・・・」



「アイドルになれば、もっとハデよ」



「え・・・?えええええ!!」



「これより、ハデとか!!それはちょっと・・・」



「まぁまぁ。ま。とりあえず、事務所に行こっか」



「あ・・・うん。あ。まって・・・親に連絡しなくちゃだし」



「あ・・・わかった」



ゴソッ。美海香はカバンから携帯を取り出した。



「あ。お母さん・・・あ・・・・あ・・・アイドルになっていいですにゃ」



美海香・・・緊張しているのかな・・・。にゃって・・・(笑)
携帯から美海香のお母さんだろうと思われる、声が聞こえてくる。
驚いているのだろう・・・。



「うん。うん。ありがとう。じゃあね」



「どうだった・・・??」