双子の兄弟






あぁ………。



静か過ぎる……。










そっか…。僕は今さっきまで―――――。










ピンポーン――――。








家のインターホンが鳴った。

誰かが僕の家を訪れたらしい。







誰だろう…。









身体を起こそうとしたけど痛くて動けない。






すると外から声がした。



「冷斗ー!おーい冷斗!」



大希の声だ。