「オレさ、それ聞いた時、冷斗の気持ちが少し分かった様な気がして…………」 は…?僕の気持ちが分かった…? ふざけるなよ。僕の気持ちなんて1つも分かってない! 僕は心の中でそう叫んだ。 「――僕もう寝る」 それだけ言って僕は寝たフリをした。 兄さんはそれ以上何も言わなかった。 そして僕はあのサイトの事をすっかり忘れていた―――。