澄んだ青空がどこまでも広がっている。 日差しが燦々と降り注ぎ、眩しくて目を細める。 すると、私の頭の上に影が落ちる。 細めた目を大きく開くと、そこには類さんがいた。 「おはよう」 ふわふわした笑顔の類さんが。 「お、おはようございます!」 私は慌てて上半身を起き上がらせて挨拶をした。 そんな私を見て、類さんはまた一層ふわふわした笑みを浮かべる。